モテない男性が残念ながら勘違いして努力していること6選

モテない男性が「モテたい」と思って努力することは、まったく悪いことではありません。

何もしないよりも、積極的に頑張る方が良いでしょう。

ただし、問題はその頑張り方です。

モテるために頑張るのは問題ありませんが、モテない男性の多くは、頑張り方を誤ってしまっています。

厳しい言い方かもしれませんが、間違った方向に頑張っても、モテることはできません。

むしろ、勘違いしていると思われることで、ますますモテなくなる可能性が高いのです。

では、モテない男性がモテるために頑張っているものの、実は勘違いの努力とはどのようなものでしょうか？

自分が話すことが多い

これはSNSやメールだけの話だけではなく、2人でいるときも含むことですが、基本的に女性は話をしたい側です。

「人見知りなんです」「口下手で」という女性もいますが、「話したくない」「話すのが嫌い」というわけではありません。

これらの言葉は、「話すのが上手くないけど聞いてね」「緊張するけど、許してね」という意味合いもあるです。

しかし、モテない男性はこれらの言葉を真に受けてしまい、「それなら自分が頑張らなければ」「いっぱい話さないと」と間違った努力をしてしまいます。

男性としては、「人見知りの子に負担をかけないようにしなければ」とか、「無口な女の子には自分が頑張らなくては」という気持ちになるかもしれませんが、残念ながらこれは大きな誤解です。

人見知りや無口といった言葉には、「だからあなたが話してくれていいよ」という意味ではなく、「私の話が下手でも、見逃して聞いてね」という意味が込められています。

しかし、モテない男性は何故か使命感に燃え、話を延々と続けてしまうことがあります。

女性は「自分が話しているとき」に楽しいと感じるのです。

友人であればまだしも、興味のない男性や知り合い程度の男性と一緒にいて、長々と話をされるのは苦痛です。

モテない男性ほど、相手を楽しませようとするとなぜか「笑わせよう」と考え、必死に話します。

好意を持たれていれば、何を話しても笑顔で応じてくれますが、まだその段階には至っていない場合、イケメンでなければ、男性が1人で必死に話していても女性はつまらなく感じます。

結果として、次のデートはなく、LINEの返信もなくなってしまうパターンかもしれません。

チャラい男性がモテるという勘違い

チャラい男性がモテると思っている人はたくさんいると思います。

「モテる男のイメージ」としてチャラい男性を考えることは、モテない男性の特徴かもしれませんが、チャラい男性はただ遊ぶのが上手なだけです。

チャラい男性は恋愛においては慣れていて派手でしょう。

そのため、恋愛やコミュニケーションのスキルはとても高いかもしれませんが、モテるかどうかは別の話です。

チャラい男性と一緒にいると楽しいと感じる女性は多いですが、恋人にしたいかというと、また別だと考えています。

しかし、モテない男性はその違いを理解していないため、モテたいと思ったら軽い雰囲気を演出しようとしたり、急に髪や服装を派手にすることがあります。

モテない男性は、チャラい男性とモテる男性は異なることをいまいち理解していないからです。

覚えておきましょう、チャラい男性は言葉遣いや女性との対話の仕方が上手ですが、恋愛対象としては多くの女性から除外されることもあります。

友人としては楽しいので、その関係を保ちたいと考えている女性もいます。

また、モテない男性がチャラい男性を目指すのはなかなか難しいでしょう。

チャラい男性は、その場を盛り上げたり女性を楽しませたりするのが上手です。

ただそれは誰にでもすぐできるわけでなく、彼らはさまざまな経験を経て、許容範囲や塩梅を理解して、女性が不快に感じないように立ち回っています。

自分への言い訳として「真面目はモテない」

先の話にも通じる部分がありますが、モテない男性は何故か真面目な男性はモテないと思い込んでいます。

なぜなら、自分自身を真面目だと思っているからです。

「きっと自分は真面目な印象だろう」とか、「真面目な人は結局モテない」「真面目な人間はつまらない」と考えている人も多いですが、これは誤解です。

真面目な人でもモテる人はたくさんいます。

モテない男性が自分が真面目だと思っているのは、それが心の支えになっているだけです。

モテない現実に直面すると、なかなかそれを受け入れることができません。

これは人間心理の1つです。

真面目というと、つまらない男性や個性がない男性を指すわけではないのに、モテない男性は「真面目」を自分のモテない理由にしてしまいます。

再度言いますが、真面目でもモテている男性はたくさんいます。

真面目とモテないことは同じではありません。

見た目に自信がない、地味、恋愛経験がないということを真面目だと解釈している男性は多いですが、残念ながらそのような考えではモテることはできません。

そのため、モテる努力として女性に慣れている感を演出したり、「自分は遊んでいますよ」とアピールする男性もいますが、そのような努力やアピールは無駄なものですし、間違った方向に進んでいます。

真面目な男性が好きだという女性はたくさんいます。

女性から見て、真面目がモテない理由になっていることはほとんどありません。

モテないのは、大体が真面目が理由ではないのです。

自己主張がなかったり、意見を言えないのは真面目ではありません。

好きな相手にアプローチできないのが真面目ではありません。

厳しい言い方ですが、踏み出す恐怖から「真面目だから」という言葉で逃げているのです。

頭が良さを勘違いしている

頭が良い男性はモテる人が多いかもしれません。

一緒にいると楽しいですし、成長できることも多いです。

しかし、モテない男性は勘違いから、頭が良いと思われようと、デート中の会話で「それは違う」とか「本当はこうなんだよ」と上から目線の態度をとる男性もいます。

しかし、デートはディベートの場でも真実を追求する場所でもありません。

デートは楽しむための時間です。

驚くべきことに、女性に対して真実かどうかにこだわり、判断しようとする男性もいます。

このような男性は自分は満足かもしれませんがモテません。

女性にとって、このような会話は非常につまらないものです。

頭の良い人を好きな女性は多いのですが、モテない男性が考える頭の良い人と女性が好きな頭の良い人には違いがあります。

会話1つ取っても、女性が好む頭の良い人というのは、知識が多かったり間違いを正す人ではなく、相手の立場や考えを汲み取って楽しく話ができる人、間違いや良くないところを相手を傷つけることなく指摘できる人ではないでしょうか？

デートまでの準備とデート時のモチベーション

デートが非常に重要であることは明らかですが、モテない男性はデートをいつも「特別なもの」と捉えがちです。

「過剰に特別と思っている」と言ってもいいでしょう。

確かに、男女が2人で過ごす時間なので、恋愛経験の少ないモテない男性にとっては、デートに対する想像力が膨らんだり、非日常的で特別なものと感じてしまうのは理解できることです。

そのため、デートに誘うことに必死になるかもしれませんし、デートが実現できたとしても非日常的なため、つい緊張してしまいがちです。

結果的に女性側も緊張してしまいデートを楽しめません。

よく考えてみてください。

まだ彼女との関係が進んでいない段階では、女性が求めているのは「楽しさ」です。

男性が手に入れるべきは「次のデート」です。

モテない男性は、自分のことを好きになってもらおうとデートを頑張りますが、デートの目的は楽しむことです。

モテる男性はその点をしっかり把握しています。

過度なアピールは控え、自然体で接し、その場を楽しむことで女性も気楽に自然体で楽しめます。

そうなると女性は「一緒にいると楽しい」「またデートしたい」と思います。

逆の立場になって考えてみてください。

まだ知り合って間もないデートで自分をアピールし続ける女性と、友達のように自然な雰囲気で楽しんで話すことができるデート。

どちらが楽しいでしょうか？

ましてや女性はデートに対するハードルは低いです。

モテない男性はデートを特別視し、受け入れられただけで「脈ありかも」と勘違いしてしまうことがありますが、女性によってはデートはそれほど特別なものではありません。

彼氏がいない状況で、相手に対して特別なマイナス感情もなく、予定が空いている場合、デートを受ける女性もいるでしょう。

女性も男性から誘われることに嫌な気持ちはありません。

恋愛ではなく、ただ楽しく過ごしたいだけなのに、モテない男性はなぜかいつも気合いを入れてくるんですよね。

その理由は、彼らが「脈ありかもしれない」と勘違いしているからです。

でも女性は、デートする相手が脈ありの相手だけとは限りません。

このことをしっかり覚えておきましょう。

自分のアピールが多い

モテない男性にとって、女性との会話はいつも「自分のアピール」になってしまうんです。

自分はこんなに素敵なことができるし、こんなことも知ってる…。

女性が好意を持っている相手であれば、そんな話を聞くのは楽しいでしょう。

女性も好意があったり、気になる相手のことはもっと知りたいと思っています。

でも、特別な感情がない段階では、相手のことを知りたいとまでは思っていません。

むしろその段階で自分のことをぐいぐいアピールされたら、「圧力がすごい」「ちょっと面倒な人」「この人は無理」「自慢？」と思われてしまうんです。

モテない男性の悪い癖なんですが、どうしてもアピールしたいと思ってしまうんです。

せっかくのチャンスになるべく自分の良さを伝えたい気持ちはわかるのですが…

でもこれも逆の立場で考えてみてください。

せっかく2人で話しているのに、相手の自己アピールばかりされるのは、ちょっと嫌ですよね。

そのような相手との会話は、心地良いですか？

先ほども言いましたが、女性はデートには楽しさを求めています。

気に入っている相手であれば、何をしていても楽しいことでしょう。

ただし、まだその段階になっていない場合は、まずは相手と一緒に楽しむことが重要です。

そのための方法は、自分自身のアピールではありません。

自己アピールをして好印象を抱かせたいと思う気持ちは理解できますが、モテない男性はアピールが下手です。

自分自身をアピールするのではなく、2人で楽しめる会話をしましょう。

モテたいと思うのは間違いではありませんが、モテたいのであれば正しい努力が必要です。

間違った努力をしても、残念ながらモテません。

女性は特別な感情がない段階で、一度「この人はダメ」と思ってしまうと、それが覆ることはめったにありません。

ですので、モテない男性はチャンスをなるべく活かさなければなりません。

いつ「その時」が訪れても大丈夫なように、日ごろから女性に対してどのように接すべきか考え、正しい方向で努力することが必要です。

方向性が正しければ、今よりモテる男性に近づくことができます。